国指定重要文化財 妙見名草神社 保存修理工事現地見学会

 9月22日(土)に国指定文化財に指定されている妙見名草神社の拝殿、本殿の保存修理工事現地見学会が行われました。
10時からと13時30分からとの2回行われました。 場所も標高800mと条件の悪いところにも関わらず年々見学者が増えてきており、今年は130人もの人が見学をしました。
関心の高さがうかがえます。
学会は工事をしている会社と教育委員会の方が担当しました。
「こけら葺き」という手割の板を重ねて屋根を葺く技法の実演や鮮やかな丹塗りの彩色や石垣の積み方等を説明を聞きました。
2012年の冬に豪雪により破損の被害を受け、解体修理をしていました。
2018年には素屋根を外せるようにし来年の春には鮮やかな朱色の丹塗りが施された拝殿が出現する予定だそうです。
本殿と拝殿の両方を足場の上から見学できる最後の機会を見学者は楽しんでいました。