妙見名草神社 改修工事現地説明会

平成29年8月26日(土)に妙見名草神社の拝殿と本殿の補修修理工事の現地見学会がありました。
現地は標高800m付近にあり約5か月は雪の中にあるという厳しい条件のなかで工事が進められています。
見学会は朝と午後からの2回に分けて行われ約90名の人が参加しました。
説明は播磨社寺と養父市社会教育委員会の職員が担当しました。

〇 拝殿が改修の時に前の位置に動かされた。以前の拝殿は現在のものから約1m後方にあった。

〇丹塗りの色が解体したことのより発見された。平成30年ごろには丹塗りの拝殿が出現する予定。

〇解体により当時にかかわっていた人の地域や名前が分かった。

〇拝殿、本殿ともに妙見杉が使用されている。外に出る部分などにケヤキが使用されている。

〇本殿は、厳しい冬のために基礎が思ったよりも大きい石などが使用されている。バランスを取るために三段の石垣が用いられている。

などなど解体しなければ分からなかったことが今回の工事で分かるようになりました。
この説明会は来年もぜひ行いということでした。
この工事のために多くの方に浄財をご寄附いただき工事を始めることができました。
しかしながら、基礎を守るために安定基盤まで10数本の杭を打つなど、
設計変更を余儀なくされ、95%も国や県、市の補助をいただきながら、このままでは工事を変更しなければならない状態になっています。

皆様のご厚意をぜひお願いいたします。